東京漫遊 渋谷物語(第二章)

  俺は一人の少年を見つけた。「奴はくさい」。鼻を垂らした小汚い少年だ。 流行の発信地と言われた渋谷に似合わない汚れた服をきていて、いかにも頭の悪そうな少年だ。 「奴は本当に臭い」。でも、少年が手掛かりを知っていると長年の”勘”で確信があった。 俺はおもむろに少年に近づき「例のものを知っているか?」と囁いた。 「うん、知ってるよ。イズ通りを目指すと見つかるよ」と、アッサリ教えてくれた。




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