募集小説T 霊安室(第十三章)

  しかし、美佳は同情している場合ではなかった。今にも気絶しそうな気持ちを抑えるので精一杯だったのだ。 その時、突然カーテンの向こう側から、うめき声が聞こえたのである。美佳はビクビクしながらカーテンを開けてみるとなんと! そこには真由美が紐で結わかれていたのだ。毛布を沢山掛けられていたので命には別状なかったが、かなりグッタリしている様子だった。 美佳は真由美の傍に行き、紐を解いてあげた。真由美は帰る途中、中山さんに呼ばれ、 霊安室につれてこられ中山さん本人に中山さんの遺体を見せられ気絶してしまったのである。


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