募集小説T 霊安室(第十五章)

  真由美と美佳は身を寄せ合って暖めあったが、何しろ今は夏、真っ盛りであるしたがって、二人とも薄着なのである。 美佳は「ごめんね。私の見舞いに来てくれたばっかりにこんなことになってしまって・・・」 すると真由美は
「なに言ってんのよ。元気出して。」
「絶対に二人とも生きてここからだしてみせるからね。」
「ここから出て美味しいもの沢山食べに行こうね。」
「約束だからね。」
「絶対に眠っちゃ駄目よ。」
「美佳しっかりして、」
「美佳っ」
真由美は段々消えゆく美佳の意識を一生懸命に目を覚まさせようと何度も何度も呼び続けていた。


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